ガス会社を変更してみる(キャッシュバック有)

貯める

今回は家計の維持管理費の見直しでガスに着手しました。

場所はキッチンのガスコンロ、キッチンの給湯水栓、洗面所の給湯水栓、お風呂の給湯水栓です。

ガス利用がある家庭としてはごく一般的な構成ですね。

ガスの種類は都市ガスとプロパンガスの2種類ですが
我が家のガス種は残念ながらコストの高いプロパンガスです。

自邸を建てる際に敷地から50mくらい離れた交差点までは都市ガスがきていたので供給会社と交渉しましたが、ガス会社の見立てでは仮に私の土地まで引き込みしても収益が見込めないらしく約200万円程度を自費で支払えば可能との回答でした…

都市ガスの低ランニングコストは非常に魅力的ですが200万円は流石にペイできないとの判断で都市ガスの新規引き込みは断念しました。

自邸が完成した際にはガス乾燥機の乾太くんを導入して洗濯物干しから解放されることを夢見ていましたがプロパンガスのランニングコストの高さから導入を諦めることになりました…残念!

リンナイHPより引用

では、プロパンガスの料金比較をどのように行ったかに移っていきます。
利用したサイトは以下の2つでやり取りをしました。

enepi

ガス屋の窓口

ガス屋の窓口HPより引用

では現在の私のプロパンガス料金形態ですが以下のようになっています。

基本料金:1,500円
従量料金:480円(月平均14㎥程度)=6,720円
合計金額:8,220円

従量料金が高いのは自邸建築時の配管費用が含まれてるからという認識でしたが
ガス会社に確認したところ15年が経過して配管金額が清算されても従量料金は変わらないとの回答がきました。

よってガス屋さんの乗り換えを検討を始め、上記2サイトより紹介を受けました。
諸条件(戸建て、現在の使用量、総支払額)を入力すると概算金額も分かるのでイメージがつかめます。

HPから見積もり依頼をするとすぐに電話がかかってきました、提案内容は以下のとおりです。

①enepi
基本料金:1,500円
従量料金:270円(月平均14㎥程度)=3,780円
合計金額:5,280円

削減想定:-2,940円

②ガス屋の窓口
基本料金:1,500円
従量料金:280円(月平均14㎥程度)=3,920円
合計金額:5,420円

削減想定:-2,800円

ガス会社さんの会社規模に差はありましたが、私が受けるサービスに大きな影響はないと判断し、従量料金が10円安い①enepiの提案を受けるため、②ガス屋の窓口へ断りの電話を入れました。

すると②ガス屋の窓口の担当の方から「今乗り換えてもらえれば1万円のキャッシュバックが付けられます」との提案がありました。

従量料金に10円の差があったとしても1万円のキャッシュバックを受けられるとなれば状況は変わります。
1000㎥(10000円÷差額10円)÷168㎥(14㎥×12か月)=約5.9年間は②が有利

ガス会社の乗り換えに対して消費者が負担する金額は特にないため、ある程度の年月で再度乗り換えることも可能なようです。あまりに短期的な変更は倫理的にどうかと思いますが…
※現在のHP上ではenepiもキャッシュバック5,000円と掲載されていますが私が交渉した際はキャッシュバックはなかったので都度確認をした方が良いようです。

総合的に検討し私は②ガス屋の窓口で決定し、月の削減としては

約2,800円×12か月=年間33,600円の削減を達成しました。

私は自邸建設からまだ2年で元のガス会社の工事費清算が約19万円残っているため、会社変更の際には支払いが発生します。
ガス会社の変更に伴い約6年間(残金19万-差額33,600円×5.6年)は工事費の清算に充てられるため、実際の削減を受けられるのはそれ6年以降になりますが今回の変更により将来的な家計は改善された結果となり、ガス会社変更によるメリットは大いにありました。

私は注文住宅で自邸を建てましたがその際にガス会社をもっと強く交渉すればよかったなと少し後悔しています。
基本的にはメーカーや工務店のお抱えガス屋いますが、家を建てる本契約の前であればそこについても交渉の余地があったのではないかと感じます。

ですので「これから注文住宅で家を建て、かつガス供給がプロパンガス地域」の方は
メーカーや工務店のガス会社の工事費や従量料金等を確認し、相場から高い場合は交渉を行うことでよりよい条件での契約が可能になるかもしれませんので交渉してみてください。

また、プロパンガス地域の方はコスト的なことを考えればオール電化も視野にいれても良いかもしてません。このことについてはまた別の機会に述べたいと思います。

以上、ありがとうございました。

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