保険を全解約した理由(生命保険除く)

学ぶ

私が当時保険を契約した理由は、もしも何かあった時にどうする?という漠然とした不安を解消することだったので契約した内容もかなりボヤけていました。
今内容を見返してみてもなんでこんな保障で?と自分でも不思議に思ってしまうようなところもありますが…残念

もし、ほけんの窓口で契約された方がいるのであれば同じような提案をされているかもしれませんので見直してみてはいかがでしょうか?

それでは今回のテーマは
公的保険でカバーできる範囲の確認しよう。それでも足りない部分は民間保険でカバーしよう。

私は会社員ですので「健康保険、厚生年金」をベースにざっくり説明します。
細かい説明をしているサイトは多々ありますし、ここで改めて説明するとどんどん長くなってしまうので概要を掴むためのものとして捉えてもらえればと思います。

①傷病手当金(病気やケガで働けなくなった際の保障)
 直近一年の平均月収の2/3がなんと1年6か月間支給されます。

 これだけの期間にこれだけの額がもらえれば病気やケガにあってしまってもなんとかなるって思いま  
 せんか?私は思ってしまいました。これで不安の一部が解消されました。

②障害年金(病気やケガで仕事や生活に不自由が出てしまった際の保障)
 障害が認定されると等級、年収、厚生年金の加入期間で算出し支給されます。
 傷病手当金受給期間を超えて治癒しないものの例として障害が残ることが考えられます。
 この場合にどこまで公的保険でカバーできるか見てみましょう。

 私の家庭で発生した場合でシミュレーションしてみました。条件は以下の通りです。
 夫側は30代半ば、年収600万程度、子供は2人で算出

 妻側は30代半ば、年収350万程度、子供は2人で算出

ちなみに等級の分けはこのようになっています。

 1級 身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とし、日常生活ができない程度のもの。
 2級 必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活は極めて困難で労働により収入を
    得ることができない程度
 3級 労働が著しい制限を受けるか又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの。

3級だと金額はかなり少ないですが日常生活はおくれるが労働が厳しい状態なので3級になった際のダメージは元々の職種によるかなと考えます。身体を主に使う職種では影響が大きいでしょうし、デスクワークであればある程度こなせるのではないでしょうか?
私の家庭の場合は、「夫側はデスクワーク」で「妻側が身体を使う職種」なので妻側は公的保険で足りなそうな部分のフォローを検討しなければならないことに今書きながら気づきました笑
これは今後の課題としていきます…

③高額医療費制度
 ひと月でかかった医療費の自己負担額が一定金額を超えると申請により超えた分が払い戻しされる。

 これも不安の種の一つだとは思いますが公的保険でかなりカバーしてくれます。
 今回も私の家庭で発生した場合でシミュレーションしてみました。

仮にひと月100万円の医療費が発生してしまったとしても自己負担額は約11万円で済みます。
もちろん11万円という出費は痛いですが、普通に毎月貯蓄をしていけば払えない額ではないと思います。
ここの金額に対する感覚で医療保険のアリナシの考え方が分かれる部分ですね。
私は医療保険は不要であり、この金額であれば貯蓄で対応可能と考えました。

④遺族年金
 厚生年金などの被保険者が亡くなった場合、のこされた家族に対して支給されます。

 私の家庭は共働き前提で住宅ローンを組んでしまっているので片方の収入が途絶えてしまうと家計状
 況はかなり厳しくなってしまいます。
 ローンは夫側の名義で組んでいるので夫が死亡した場合は団信で住宅ローンが免除されるので良いの
 ですが、妻が死亡した場合は…どうしよう??状態でした。

 またまた、私の家庭で発生した場合でシミュレーションしてみました。

オリックス生命保険HPより引用

夫が死亡した場合は月額 約14.9万円、妻が死亡した場合は月額 約13.6万円となります。
ローンの額がそれなりにある私の家庭は金銭的な面だけでの話をすると、夫が死亡した場合は遺族年金でかなりカバーできそうです。妻が死亡した場合は収入が落ち込むので民間保険で一部をカバーしたい
かなと思っておりますが、夫婦間の保障バランスや心情を考え、お互い生命保険のみ加入することで落ち着くかなというところです。

⑤介護保険制度
 40歳から介護保険料を支払うことにより、介護サービスを受ける際の自己負担額が1割で済む。

 私が契約していた保険に介護部分は含まれていなかったので見直す点はありませんが、民間保険の介護保険は老後の貯蓄を作れるのであれば不要であると考えます。

□まとめ
ここまで5種類の公的保険を挙げてきましたが改めてみるとカバーしている範囲はかなり広いと感じたのではないでしょうか。カバーできている範囲を正確に把握し、自分の家庭事情に当てはめることで本当に必要な保険が見えてくると思います。
そんなこと言われなくても当たり前にやっているよという方がほとんどかもしれませんが私は出来ていなかったので備忘録の意味も含めて記しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました