資産形成を目指していくうえで手始めに投資を始めてみました。
もしこれから投資を始めてみようと思っている方たちがいれば一緒に学んでいければと思います。
私が選択したのは「つみたてNISA」です。
少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度のため
投資初心者にピッタリです。
非課税制度の中には他にも「NISA」、「ジュニアNISA」、「iDeCo」などがありますが
今回は「つみたてNISA」について述べていきたいと思います。
概要は毎年40万円を上限(月額に直すと33,333円)として金融庁が選定した投資信託の購入が可能です。
投資により発生した利益は購入した年から20年間課税されず、非課税で保有できる投資総額40万×20年で最大800万円となります。
※投資信託(ファンド)とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロが株式や債券などに投資・運用しその運用の成果として生まれた利益が還元される金融商品です。
月3万程度から始められるということなので全解約した貯蓄型保険が月換算約3万円のため、そこの資金を投資に充てます。貯蓄型保険中途解約によるマイナス100万円を取り返す記録はここから始まります。
つみたてNISAの商品選定は金融庁で絞られているとはいえ、多岐にわたります。
私は楽天証券で口座を開設していますがそこで取り扱う172種類にのぼります。
種類を分けていくとまず
「インデックス型投資信託」と「アクティブ型投資信託」に分けられます。
※インデックス型投資信託
日経平均株価等の「指数(インデックス)」と連動して動く運用です。
※アクティブ型投資信託
運用担当者など投資のプロが機動的に銘柄を選別して、市場平均(指数)を上回る運用実績を
めざす運用です。
とりあえず素人はインデックスで安全牌とするのが無難であることと、長期的な目線でみるとアクティブよりインデックスの方が良い結果が出ているとの事なので私は「インデックス型投資信託」から選定します。
ではインデックスの中にはどのような指標あるのかというと以下のように大別されます。
「国内株式」「海外株式」「複数指数(国内債券、海外債券、国内不動産、海外不動産)」
※「国内株式」
日経平均(日本企業225社)、TOPIX(東証一部上場全銘柄約2,000社)等
ハイリスクハイリターン
※「海外株式」
S&P500(米国企業500社)、ダウ平均(米国30社)、NASDAQ(米新興市場上場の全銘柄)等
ハイリスク・ハイリターン
※「国内債券、海外債券」
ローリスク・ローリターン
※「国内不動産、海外不動産」
東証REIT指数(東京証券取引所に上場しているREIT全銘柄)
ミドルリスク・ミドルリターン
色々あって迷ってしまいますが、過去の値動き(チャート)を参考に検討してみました。
「国内株式」日経平均参照(1965年~2021年)
1990年頃のバブルをピークに下落し、2021年現在ではピークまでとは言わずとも7割ぐらいまでは回復しているというところでしょうか。
長期保有を考えた時に今後の日本経済がバブル時のピークを突き抜けて成長していくかというと疑問が生じています…
「海外株式」ダウ平均参照(1992年~2021年)
1992年から何度か暴落が起きてはいますが確実に右肩上がりで成長しています。逆に上がりすぎて怖い面がありますが長期的な目線でみると米国は投資先として外しずらい国だと感じます。
「国内債券、海外債券」
国内、米国、ユーロ圏と並べていますがいずれも右肩下がりで成長を望むのは難しそうです。
「国内不動産」東証REIT指数参照(2003年~2020年)
2008年のリーマンショック時に大きく下落していますがそこからは暴落はあるものの全体的には右肩上がりで推移していることが見受けられます。
「海外不動産」米国REITインデックス参照(2016年~2020年)
チャートの年数が短く、リーマンショック時の暴落が反映されていませんが復活後はかなりじわじわとあがっており、2020年にコロナの影響により再度暴落しています。これからの復調は考えれますが成長率はゆるやかなものであると想像できます。
上記を検討しながら、最終的な選択は世界株式の投資を選択しました。
銘柄は「eMAXIS Slim 全世界株式」です。
あまり面白味のない選択ではありますが、投資の一歩目として手堅いところを選びました。
株の構成比としては以下のように米国株を中心に先進国、新興国と織り交ぜて配分されています。
一応日本株も7.5%ですが含まれています。
2021年2月より毎月33,333円の買い付け設定を行い、資産運用のスタートを切りました。
これから将来に渡り、世界経済が伸びていってくれることを期待しています。
コメント